AtCoder Library 環境構築(macOS & VSCode編)
先日AC Libraryの導入が発表されましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。備忘録として私が環境構築で行ったことを記しておこうと思います。
- 注意
心配な方は公式ドキュメントに目を通してから環境構築を行ってください。
環境
- macOS Catalina Version 10.15.6
- Visual Studio Code version 1.48.2
ステップ 1.
AtCoder公式のアナウンスページAtCoder Library(ACL)からac-library.zipをダウンロードして適切な場所で解凍。
ステップ 2.
環境変数CPLUS_INCLUDE_PATH
にac-libraryのpath(先ほど解凍したところ)を通す。
.bashrc
や.zshrc
などに以下のように追加する。
export CPLUS_INCLUDE_PATH=/path/to/ac-library/
これでターミナルでinclude <atcoder/all>
を追加した.cpp
ファイルのコンパイルが通るようになります。
ステップ 3.
コンパイルは通るようになりましたが、エディタが認識できるようにはなっていません。 私は普段からVisual Studio Codeを使っているので、その方法を記します。
setting.jsonに、以下のような項目を追加します。すると、VSCode内でもこのpathを探すようになるので、補完が効くようになります。
"C_Cpp.default.includePath": ["/path/to/ac-library/"],
いかがでしたか?